近年増えているまつ毛エクステサロン
まつ毛エクステだけと言ってもかなり奥が深いのですが
ヘアスタイリストと違って、
デビューするまでかかる期間は早いです。
そのため、ある程度の知識と技術を習得した後
開業を考える人も少なくありません。
現役アイリストで、現在県内外に6店舗ある
『まつ毛エクステサロンANZY』のサロンオーナーである妻には
開業の相談がくることも多いとのことから、
今回の記事を書くことになりました。
サロン開業を考えていても
・かかる費用は?
・開業するまでに何が必要?
など、ANZYの実体験を元にお伝えします
サロンを開業する際に必要なもの
最低限準備必要なものを以下にまとめました
① 美容師免許
→もし、技術はせず経営だけであれば
美容師免許を持ってる人が必要になります。
②従業員が2名以上の場合
従業員が2名以上いる場合は
管理美容師免許が必要となります
(三年以上の美容を業とした者で、
管理美容の講習を受けることができます)
→1名の管理美容師で、従業員5名まで管理できますが
6名を超える場合は、2名の管理美容師が必要となります。
③美容所登録
まつげエクステは美容業となります。
美容師免許を持っている美容師さんが
美容所として登録した場所でしかできません。
まつげエクステを無免許で行うサロンがありますが
(自宅サロンなど)
美容師免許は持ってるけど美容所登録してない場所での施術は
法律にかかりますので絶対NGです
よくある質問
Q 美容所登録するならシャンプー台が必要じゃないの???
A 私もビクビクしながら保健所に行きました。
が、
シャンプー台がなくても、
シャンプー台か置ける水道設備があれば大丈夫なので
マンションなどでもほぼ、通ります!
ただし!!
生活する環境と、施術を行う場所は変えないとダメなので、
在宅での美容所登録はほとんど厳しいかと思います。
また、都道府県や、市町村の管轄によっては
必要な水道設備の数が違う場合がありますので
物件選びの段階で必要な設備を
管轄の保健所に確認するのをおすすめします。
★私の体験談★
テナントのお店で水道設備がトイレに一つ、簡易台所が一つ…
あと一つ水道設備が足りませんでしたが、
二層式シンクの設置で立会検査クリアできました。
あきらめるまえに、保健所に相談してみて下さい。
Q お店を出すのに 大金がかかるんじゃないの??
A はい。これもよくある質問ですが
しかしそんなことはありません!
確かに、内装やベッドなどにこだわれば
お金がかかるのは当然です…
初めての開業なので、
いろいろとこだわりたいのはわかりますが
お金をかけたからお客様が来るわけではありません
なので、できることは全て自分でやってみると
少額で開業することが可能です
私の場合はできるだけ自作し
1店舗目の開業費は
全て込みで約50万円で出来ました!
まつげエクステサロンを開業するのに
美容室のような大掛かりな工事は必要ありません!
できるだけリスクを減らして開業しましょう!!
開業前の準備
開業の準備についてのアドバイス
① 市場のリサーチ
これは独立して開業するうえで
立地はとても重要なので、妥協せずに
慎重にやる必要があります
場所を選ぶ時のポイントは
電話でも簡単に場所の説明ができるか
例えば、
渋谷109やタワーレコードなどの
誰でもわかる建物の近くで
その建物を基準に、道案内がしやすい場所!
そして、
『○○市、女性人口』
『○○市、子供人口』
で検索して
子供が多いところは
朝〜17時までの時間帯が強く
子供が少ない地域(オフィス街など)は
17時以降も強いことが予想できます。
年齢別でみて、
どんなお店を作りたいか、
また、どんなお客様をターゲットにするか
しっかり考えて決めることが大事です
② 市場リサーチを元に、物件を探す
先ほど説明した通り
ある程度良さそうな物件をいくつか見つけたら
実際に内覧して雰囲気や、外観をみます
ここで重要なのが、駐車場問題!
周りに交通機関がない場合は、
車での来店となるので
近くにコインパーキングや契約駐車場があるか
確認しなければなりません。
その問題もクリアできたら次は契約!!
ですがその前に!!!
必ずやっておくべきことがあります!
それはこの物件で美容所登録が可能なのか
保健所に確認しましょう!
例えば、
マンションの一室だとドアがありますね?
保健所によっては、手洗い場との関係で
ドアを外さなければいけない場合がある!!
「手を洗ったのに、ドアを触るな」
と保健所の職員から
衛生上の指摘をされることもあります
ドアを外さなくても良いのかどうか、
もし外さなければならない場合は
不動産に外してもいいのか
契約前に確認しておくと安心です
それで問題なければ契約☆
※私の場合はテナントではなく
マンションの一室だったので
内装工事は必要ありませんでした
③ 必要な道具、材料をそろえる
まつげエクステの施術台は
ベッドかリクライニングチェアを使用します
ベッドだけでも良いのですが、
妊婦さんや、腰痛持ちのお客様のために
両方用意することをおすすめします。
その他に、
・道具をおくワゴン
・技術者用のイス
・照明
・マツエクの材料
マツエクの材料はピンキリなので
実際自分に使ってみて、安心して使えるような
より良いものを使用しましょう
最後に
これから独立して開業を考えている方は
今は不安しかないでしょう。
わからないこともたくさんありますよね。。
しかし、やってみなければ何も生まれません。
まずは行動あるのみです!!
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