理美容師の修行と経験について

前に、ホリエモンこと、堀江貴文さんが

寿司職人が何年も修行するのはバカ

と発言したのが大きな話題になりましたよね。

 

僕ら業界で考えてみたんですけど、

 

髪を切れるようになるだけなら1年でもなれるんですよ

では何のために修行やら経験とやらが必要なのか?

それは、

【失敗を減らすため】

だと僕は思います。

 

どういうことかというと、僕らは対 髪の毛であり、対 ヒト でもあります。

誰一人として、同じ頭の形でもなく、同じ生え方でもなく、同じ感情でもない。

1000人カットしてある程度身についたとしても、1001人目で

「うわっ、なんだ!こんな髪質初めて!超難しい。どうしよ…」

「こんな感じにしてって言われたけど、これはなかなか難しいぞ…」

ってことが当たり前に起こるんですね。

だから失敗も数多く経験します。その失敗があるからこそうまくなるし、そもそも失敗を経験してない理美容師なんて存在しない。

失敗を重ねることで、だんだんわかってくるんです。

「あ、これ以上短くするとヤバイかもな…」

「こんな感じの方が合いそうだな」

とかですね。

 

そして、もう一つ個人的に重要だと思うのが、

「好きだとか得意な技術、苦手で嫌いな技術を知ること」

これはたくさん経験することでおのずとわかってくるんですが、個人的には、

全ての技術を完璧に伸ばそうと努力する必要はない

 

全ての技術を完璧にできなきゃダメだ〜!

なんて思わなくていい。

ただ、なんでも練習して実践した方がいいのは確かです。

完璧じゃなくていいってこと。

 

例えば、あるヘアサロンでなんでも適度にできるスタイリストが、マツエクやヘアエクステができたとしても、それらの専門店のほうが経験値ではあきらかにズバ抜けているわけで。

この技術だけが好きでこればかりやってる人にどうやったって敵わないんですよ。

 

好きな技術、どのような理容師、美容師になりたいかを知るにはやはり時間がかかることもあるかもしれません。

ただ、この考えが全てではない。さっさと技術覚えてあっという間に独立してポンポンうまくいく人だってたくさんいる。

 

自分で自分の道を決断して突っ走っていけばいいのではないでしょうか。

 

 

 

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この記事を書いた人

1985年・沖縄生まれ沖縄育ち

18歳から理容の業界へ。
現在は、株式会社ANZYの役員で、
普段は理容師として働きながら
・大浴場ショップの運営
・妻のサポート
・ホームページ制作代行
をやってます


 

 

 

 

 

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