理容室、美容室のお金ではない価値を感じる瞬間

スタッフの人数が多いサロンだと、仕事終わりにスタッフ同士で髪を切りあったり、染めあったりすることが割と普通だと思います。

 

かつて僕もそうしてたんですが、何年か前からはちゃんと通うようにしてます。

 

 

目次

他店へ行くことでしか得られないもの

なにも技術を盗むとかそんな事を言ってるわけではなく、

お客さんとして、自分の時間をつかい、お金を払い、髪を切ってもらうという行為自体がものすごく価値があると思ってます。

僕らはいつも切る側だし、シャンプーする側、マッサージする側です。

ココすごく重要なんですが、やる側の気持ちだけでは自分の仕事の本当の価値を知ることができない。と思うんです。

というのも、お客様の気持ちは自分がお客様にならない限りわからない。

自分のサロンのカット料金、カラーの料金など、自分でしっかりお金を払いお客様の立場になると気持ちよく払えるか?

これってすごく重要で、他店へ行ったことがない人は、きっと高く感じたりするんですよ。自分が高いと感じてる技術は絶対その金額で売れない。

他店へ行くとわかるんですが、例えばカットとシャンプーだけで行ったとして、お会計が5000円だとすると、どう思いますか?

高いですか?安いですか?

行けばわかりますが、5000円のところに行くと、きっとこう思います。

[voice icon=”https://toku-109.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1371-2-e1525866655993.png” name=”通りすがり” type=”l”]あ〜気持ち良かった!スッキリした!来て良かった…[/voice]

わかりますか?高いとか安いとかじゃなくてお金じゃないはずなんですね。僕はそう思います。ただ単純に、行ってるところが良いからだと思います。

来店から退店するまで、「髪を切る、シャンプーする」だけじゃないですよね。しゃべらなくても、あらゆる気づかいがとても心地よくて。。

ちなみに僕のところはカット3300円+税

安いとか高いとか、どう思うかはわかりませんが、男性には月に一回〜2回は散髪を推奨していて、この価格にしてます。家賃がこのくらいだから、僕の技術がこのくらいだから、とかじゃなくて。来店から退店まで提供したいと思うことを考えるとこのくらいが僕の適正かなと。

今後もしかしたら変わるかもしれませんが…今のところはその予定はないです。

理容師、美容師の仕事ってホントすげーな!

あ、自分のやってる仕事って良い仕事だなー!!

って心の底から感じますね。

やってもらう側にならなきゃ絶対に感じることのできない感覚です。

いろんなサロンに行きましたが、本当にいいところばっかり。そりゃお客さんどこ行くか迷うよね。と思うほど。

 

他を知ることで、自分のやってることの価値をお客様にもっと感じてもらえるように、「いつも通り」という感覚も大切だと知りました。

 

僕らは毎日のように人様の頭を洗い、髪を切るわけですが、お客様は月に一回か二回、または数ヶ月に一回の楽しみとして来店しますよね。

 

僕らは、‘今日は10人もシャンプーしたな〜’かもしれませんが、

目の前のお客様は  ‘数ヶ月に一度の自分以外の人がやってくれる特別な日’ 

 

この感覚も、頭ではわかってるつもりでも、自身がお客様の立場にならなければ本当の意味で感じることはできません。

 

感情は体験からしか得られないものだと思います。自身がやってみて、体験して初めて感じるもの。

 

 

僕は今悩んでる理容師や美容師さんがいるのであれば、大声で叫びたい。

「僕らは人を少しだけ幸せな気分にさせることができるよ」と

 

 

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この記事を書いた人

1985年・沖縄生まれ沖縄育ち

18歳から理容の業界へ。
現在は、株式会社ANZYの役員で、
普段は理容師として働きながら
・大浴場ショップの運営
・妻のサポート
・ホームページ制作代行
をやってます


 

 

 

 

 

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