母の期待を良い意味で裏切ることができた

僕がまだガキンチョだった頃、耳にタコができるほど母が呟いていた。

理容師だけはやめとけ

って…

理由は単純。

母はめちゃくちゃ頑張ってた。どんな時でも家庭ファーストで。

母からすると父はやりたい放題のクソヤローだったんだと思う。ただ、僕の父のイメージはそれとは裏腹に、

たまにしか家にいないから父の話がすごく楽しみだった

たまにしか家にいない父に対してイラつく母を気遣うこともなく、ガキの僕は父に夢中。

 

一体どれだけの我慢をしてきたんだろうか。

 

そして、10数年が経ち理容師になった僕は、結婚して、かつての父と同じような事をしていたのだ。

 

今考えれば当然。なるべくしてなった。

なぜならあの時のまま、我々理容師の働き方や家庭に対する意識は1mmも変わってないからだ。

世の中は一歩ずつ静かに、時にものすごい勢いで変わっているのにも関わらず。

 

自分にとって幸せとはなんだろう。

 

そんな違和感を感じたあの日から数年

 

果たして今、僕はかつての概念にとらわれない理想に近い夫婦関係を築くことができ、

良い意味で、あの時の母の期待を裏切ることができた。

 

 

 

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この記事を書いた人

1985年・沖縄生まれ沖縄育ち

18歳から理容の業界へ。
現在は、株式会社ANZYの役員で、
普段は理容師として働きながら
・大浴場ショップの運営
・妻のサポート
・ホームページ制作代行
をやってます


 

 

 

 

 

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